
鍛錬
炎の色や風の音で鋼の沸き具合を見定める
刀作りで最も重要な工程。


折り返して重ねた鋼を叩いてくっつけ
また叩いて伸ばしタガネを入れ折り返す
これを繰り返すことで層状の強靭な鋼となる。
写真:トム岸田
鋼にタガネを入れ折り返したら
わら灰と泥でくるみ鋼の表面が燃えないように保護する。
火造り
部分的に赤めながら手槌で立体的にしていく
ここで刀の姿はほぼ決まる。


焼き入れ前に反りを少しつける
焼き入れ後はおおよそ倍の反りとなる。

写真:トム岸田
焼き入れ
刀身全体をムラ無く赤めて水に入れて急冷する
刀に命が宿る瞬間。