top of page

Q&A (よくあるご質問と回答)

​日本刀は切れますか?

​Q 

A

切れます。​
日本刀は美術品である前に刃物ですから、切れることは基本的なことです。
今は使われる事はありませんので、刃がついて無くてもいいんじゃないかと
思われるかもしれませんが、刃の無い刀はタイヤの無い車と同じです。

また、切れ味うんぬんを問題にすることをよく聞きますが、どんな名刀でも研ぎや使い手の腕が悪ければ切れませんし、そもそも刀は物を切るのでは無く、邪を断ち切るものなのです。

​Q 

​日本刀を所持するのに許可が必要なんですよね?

A

必要ありません。​
日本刀自体に、登録証というものが付けられていて
老若男女問わず誰でも所持することが出来ます。
​当然のことですが、登録証の無い刀を所持することや、
登録証がある刀でも正当な理由なく持ち歩いたりしてはいけません。

​Q 

​手入れは大変じゃないですか?

A

すごく簡単です。​
​基本的にはサビ無いように「油を定期的に塗り替える」ただそれだけです。
研ぎ上がってから1年ぐらいは2ヶ月に1回ぐらい、
それ以降は年に2~3回油を塗り替えれば、まずサビることはありません。
その他、細かい点に注意していただければ大丈夫です。

例えば、車を維持管理するには燃料代や保険料・車検費等々、年に何万円もかかり数年~数十年で消耗して輝きを失いますが、

刀でしたら、たった数百円の刀剣油は2・3年は持ちますし、上記の通り年に数回の手入れをするだけで何十年・何百年、場合によっては千年も輝きを保つことが出来るのです。
 

​Q 

​刀が出来るまでの期間はどれくらいですか?

A

約1ヶ月です。​
​1ヶ月というのは、刀鍛冶の仕事である刀身のみで、
1振りの刀を完成させるには最低でも、研ぎ・白鞘・ハバキを各職人に
作ってもらわなければなりませんので、そうすると約半年~1年
場合によっては、もっとかかることもあります。

​Q 

​外装が出来るまでの期間と価格はどれくらいですか?

A

日本刀の外装を拵(こしらえ)といいます。​
​近年は拵を作る職人が大変不足しており、制作期間は2~3年ぐらいはかかり、今後はもっと難しくなってくるでしょう。
​また、一般的な拵の価格は刀身と同程度となります。

 

​Q 

刀に詳しくないので、注文の仕方がわからない。

A

あまり難しく考えずに、まずはご相談ください。
刀・脇差・短刀などの具体的なご希望があれば、後の細かい点に関しては
こちらにお任せ頂いた方が、作品としては良いものが出来ると思います。

 

bottom of page